添田唖蝉坊・知道著作集 [全5巻・別巻1]-編集-荒瀬 豊・尾崎秀樹・小沢昭一・安田 武 |
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1 唖蝉坊流生記[解説 荒瀬豊] 2 浅草底流記[解説 小沢昭一] 3 空襲下日記[解説 荒瀬 豊] 4 演歌の明治大正史[解説 安田 武] 5 日本春歌考[解説 大島 渚] 別巻 流行歌明治大正史[解説 小島美子] |
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【主要目次】 | ||
前 記 1 壮士節時代 2 東海矯風団 3 日露戦争前後 4 演歌新風 |
5 大正略記 6 精神生活 7 遍 路 記 帰って |
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2 浅草底流記 [解説・小沢昭一] 添田唖蝉坊著 定価: 本体3200円+税 1982年8月刊 ISBN4-88708-012-3 四六貼箱 282頁 在庫あり |
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大震災後の昭和初年,たくましく復興する庶民の街・浅草のルポルタージュ。花屋敷・六区の屋台・カフェーを舞台に,ルンペン,スリ,ポン引き,香具師,踊り子,娼婦など,底辺に生きる人々を愛情をこめて描く |
【主要目次】 | ||
1 浅草朝から夜中まで 2 浅草鳥瞰図 3 六区展望 4 舌端をゆくもの―食ひ物屋 5 吼えろカフェー 6 大衆の食卓―屋台店 7 香具師の群れ 8 浅草は性欲の廃墟? 9 浮浪者の天国 |
10 乞はない乞食 11 女給行状記 12 ノミ屋・門付・喧嘩 13 玉の井風景 14 浅草をうたった流行唄 15 観音の由来 16 浅草の伝説 17 仲見世の沿革 18 浅草つれづれ話(竜雨) 19 浅草にないもの・その他 |
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3 空襲下日記[解説・荒瀬 豊] 添田知道著 定価: 本体3200円+税 1984年8月刊 ISBN4-88708-013-1 四六貼箱 362頁 在庫あり |
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第2次大戦敗戦の8月15日を中心に,B29の爆撃による首都炎上から戦後の混乱期にいたる一年半のドキュメント。家族・隣人との心のやりとりから飢えの時代を生きる庶民の活力,世相を克明に記録する新潮賞作家の眼 |
【主要目次】 | |||
昭和19年(11月24日〜12月31日) 昭和20年(1月1日〜12月31日) 昭和21年(1月1日〜8月29日) |
主要人名一覧 添田知道年譜 [解説]記録としての『空襲下日記』 |
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4 演歌の明治大正史 [解説・安田 武] 添田知道著 定価: 本体3200円+税 1982年11月刊 ISBN4-88708-014-X 四六貼箱 333頁 在庫あり |
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演歌にみる明治・大正の世相史。反権力と風刺で庶民の心をとらえた歌の数々を,渦中の眼で巧みに編集・執筆,わが国の近代史のなかに跡づけた労作。遠ざかる“時代”をいきいきと蘇らせる毎日出版文化賞受賞作 |
【主要目次】 | ||
演歌入門 1 ダイナマイトどん 2 品川のり出す東艦 3 さりとはつらいね 4 ああ金の世や金の世や |
5 マシタカゼーゼー 6 僕も二三度だまされた 7 近ごろはやりのデモクラシー 8 せまい日本にゃ住みあいた |
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5 日本春歌考[解説・大島 渚] 添田知道著 定価: 本体4700円+税 1982年10月刊 ISBN4-88708-015-8 四六貼箱 228頁 品 切 |
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エロ歌・猥歌として隠されていた陰の文化に光をあて庶民に健康な性をとりもどした快著。“春歌”の語を生み,昭和41年発表当時,「性を扱った最も生まじめな本」と評され,大島渚により同名の映画も製作されて話題となる |
【主要目次】 | ||
序 章 性を美学に 第1部 現代生活と性歌 1 性の芽ばえ 2 抑圧された青春のひずみ 3 見せかけだった性の解放 4 男権へのデモンストレーション 5 性をいつくしむ年輪 |
第2部 民謡のなかの春歌 1 雪のなかから生まれた歌 2 土と海と労働につちかわれて 3 南国の解放感 |
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別巻 流行歌明治大正史 [解説・小島美子] 添田知道著 定価: 本体3200円+税 1982年9月刊 ISBN4-88708-016-6 四六貼箱 403頁 残部僅少本 (箱に汚れあり) |
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明治・大正のはやり唄を自作・自演した父子によるホットな同時代史。380余の歌詞を網羅し,流行歌研究の原典として,また民衆史・社会史・大衆文化の史料として,世評高い労作を,昭和8年刊行の造本で復刻 |
【主要目次】 | ||
1 維新竃Z開化異相を映す流行歌 (明治元年―5年) 2 官員萬能―經濟的沈靜(明治6年―15年) 3 自由民權運動時代(明治14年―21年) 4 憲法發布と議會開設 (明治22年―24年) 5 所謂壯士節の欣舞節と愉快節 (明治24年―25年) 6 政論時代―西洋熱嘲罵―海外遠征 (明治25年―26年) 7 地方俚謠の移入流行時代 (明治22年―27年) 8 日C戰爭時代(明治27年―28年) 9 戰後の腐敗時代(明治28年末―30年) 10 名所と旅の流行歌(明治30年―32年) |
11 自由廢業―條約改正・内地雜居 (明治33年―35年) 12 日露戰爭時代(明治37年―39年) 13 自然主義・生活に觸れて行く歌 (明治40年―45年) 14 浪花節全盛期の歌謠(大正元年―5年) 15 世界平和―洋風旋律・小唄時代 (大正5年―8年) 16 オペラ流行時代(大正7年―11年) 17 不安時代(大正8年―11年) 18 大震災―大正末期(大正12年―15年) |
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【書 評】 | ||
このところ、多くの地方紙に『流行歌明治大正史』が紹介されています。 筆者はなぎら健壱さん。 「― 岡大介君へ ―……(略)今の演歌は艶歌(えんか)であって,本来の演歌とは異なるものである。演歌はそもそも明治時代の歌う新聞,壮士節を基にして発達し,社会抗議歌,時事歌が中心の演説調の歌であった(しかるに演歌)。その演歌を今,岡大介君が伝承し始めている。…(略)…演歌の雄,添田唖蝉坊・知道親子は数多くの演歌を残し,文献も表わしている。…(略)…そこで岡君には是非,添田親子の『流行歌明治大正史』を読んでいただきたい。この中には往時の演歌が網羅されているし,その時代背景も記されている。…(略)…実はね,かく言うあたしも,この本には相当助けられたんですよ。」 (筆者:なぎら健壱さん) ―――【読んでくれますか?】(『宮崎日日新聞』2010年5月9日(日))から |
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