古代ローマ世界を旅する、刀水書房

単行本
	古代ローマ世界を旅する吉村忠典著定価：　本体2000円+税 2009年10月刊 ISBN978-4-88708-382-0 四六判　220頁品切
古代ローマ研究の泰斗から一般読者に向けた、やさしく読める論集。「共和政」のローマ社会を論じた「I 支配する国ローマ」。／共和時代のローマの帝国支配を論じる「Ⅱ支配される国ぐに」他は、一都市国家ローマと周辺都市国家との支配⇔被支配の実際が髣髴とする。巻末に、自身を語った「「戦後史学」のそとで」


【主要目次】
はしがき Ⅰ　支配する国一章共和政のローマ社会二章　自由という名の支配三章「帝国」とは何だろう Ⅱ　支配される国ぐに四章　ハンニバル以後のカルタゴ五章　シチリアの悪総督六章　ローマ時代のフランス ----------- 「戦後史学」のそとで

【著者紹介】
吉村忠典　よしむらただすけ 1925年名古屋市生まれ。 1948年東京大学文学部卒業。現在,横浜国立大学名誉教授。主な著書・訳書『支配の天才ローマ人』（三省堂,1981），『古代ローマ帝国』（岩波新書,1997），『古代ローマ帝国の研究』（岩波書店,2003），E.ギボン『図説ローマ帝国衰亡史』（共訳,東京書籍,2004）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2009年10月現在

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