単行本 
歴史としての相馬 歴史としての相馬
花は相馬に実は伊達に

岩本由輝著


定価: 本体3500円+税
2000年1月刊
ISBN4-88708-257-6
A5判 320頁

在庫あり
相馬に育ち,相馬を愛する著者の,相馬に贈る讃歌。古代から現代まで,時代に即したテーマで歴史の特質を描き,全体として相馬の通史となる。巻末「相馬学を創った人びと」は相馬文化の独自性と自己認識として貴重
【主要目次】
1章 地名から見た相馬
 歴史に現れた相馬の地名−古代から現代へ/「相馬」という地名−2つの相馬−
2章 中村城と城下町
 中村城と街道と宇多川/城下町中村と社寺
3章 江戸前期,仙台藩・米沢藩との境界争論
4章 江戸後期,南部鉄の取引について
5章 明治・大正期、相馬の諸相
 城下町相馬と職人/制度としての村と実態としての「村」/自由民権に続くもの/
 明治期の東北開発と相馬/明治30年代,相馬地方の耕地整理について/明治・
 大正期,町村の将来計画書「村是」
6章 相馬学を創った人びと
 地名を通して歴史を考える−新妻三男『相馬地名考』−/村の生活を記録
 −岩崎敏夫の人と学問−理想を追ったジャーナリスト,角野憲夫
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