単行本
	中尾万三伝 中国古陶磁と本草学の先駆者 中野　卓･鈴木郁生共著 定価：　本体2800円+税 1999年4月刊 ISBN4-88708-241-X 四六判　237頁 在庫あり
中国古典籍と自然科学の方法によって唐宋に古陶磁の源流を求め，本草学に文献批判と化学的方法を開拓し，茶の発達にも一家言を有した。満鉄中央試験所･上海自然科学研究所にあって，日中文化交流にも活躍した

【主要目次】

第 1章　出目，京都二条の中尾家成立まで　　　　　　　 　　 第 2章　中尾万三の出生と幼少年時代 第 3章　3高・東大時代 第 4章　大連の中央試験所時代 第 5章　中国陶磁源流の考察 第 6章　最初の渡欧以降 第 7章　西域系の古陶磁の考察 第 8章　長江遡遊と2度目の渡欧 第 9章　東京駐在時代 第10章　上海自然科学研究所時代 第11章　食療本草の研究と正倉院調査 第12章　古陶磁と古窯址 第13章　青磁の考察 第14章　続　上海自然科学研究所時代 第15章　上海事変への対処 第16章　辞任にあたり意見書，その他 第17章　越窯の破片について 第18章　上海での最後の講演｢中国の茗茶と古陶磁｣ 第19章　宇治木幡時代 第20章　中尾万三という人物 第21章　入院，逝去

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