単行本 | |
九十九章 野添憲治著 定価: 本体1900円+税 1997年11月刊 ISBN4-88708-215-0 四六判 267頁 在庫あり |
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秋田の山中にあって,農山村問題を中心に,花岡事件,白神山地など,人間存在の原点に対して発言する筆者の自称雑文集。山村に育った自然の感性からあふれる発言は,文化にまみれた都会の空気を浄化するだろう |
【主要目次】 | ||
1970年代 あられ降るころ 1980年代 松やにの匂い/真壁仁「野の文化賞」に寄せて/稲の花−遠ざかる自然と人間−/ 時計のない生活/過疎地に雪よ降れ/再び「花の正月」を/車社会 とわたし/ ダミと骨/レーの大日堂/ドチの実のころ/煎じ薬1990年/最近思うこと/ 秋の小岳を行く/山荘で生活する/遥けくも来つる−小海線の旅−1991年/ 正月ッコがござった/モズの記憶/母の早春譜/雪の重み/冬の虹/ 「井戸塀」の跡/死の準備1992年/八幡平にて/ホオズキ/城跡にて/ グズの思い出/紅葉は大豊作/劉連仁さん−中国人強制連行−/アカマンマ/ 落葉/ニガリ船/山荘の冬支度/初雪の日/戦後とともに/ 耿諄さん−花岡事件の証人−わが恩師1993年/ビックリ水/自然とともに/ 矢車草/レンゲツツジの下で/戻れ,遊べる川/花嫁の父/故 郷/冷 夏/ 落葉とドングリ/屋根の色と景観1994年/母の小包/チロル農業の教え/ ムロの野菜/雪を消す/ある縮農′v画/ある職人の一生/マツカサと老婆/ ある日の「郷土に親しむ会」/山村の今昔/ガラスと小鳥の恐怖/還暦の同級会/ 山村が消える/「凶作」後日談/トンボに誘われ山へ/カヤ葺屋根への郷愁1995年 山・川・海の連帯を/自然とともに/雪の中の生活/耕蹟≠ゥら見えるもの/ 本物の朝市/冬を生きる知恵/忘れられた身分相応=^ふたたび「還暦の 同級会」で/山菜が消えてゆく/写真展と農村/「夏の成人式」考/還暦に 誓ったこと/ふるさとネジバナ/南天の杖/つけ木の暖かさ1996年 歌の舞台が消える/肩書きのない名刺/冬を豊かに−先人に学ぶ−/ 白い花は降り年,赤い花は照り年/14度目の中国で/朝から,ごめんなさい/ 高くて不便,バス・電車/教科書の中の農業/堅実な中国の若者/携帯電話考/ ハマナスの道/ホタルとドジョウ/田畑と小動物/米代川を歩く/棚田の再生を!/ 1997年/海だけは昔のまま/火葬場の煙突/タイの山岳民族/ スーパーは地域の鏡/鎮守の祭りはさびれて/旬のもの |
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