史料・目録 | |
肥後国天草郡 一町田組・大江組大庄屋 松浦家資料集 1 編集 鶴島博和(熊本大学名誉教授) 翻刻・現代語訳 児嶋ひろみ・児島康子・田中雅美・野間聡 前書・情報提供 松浦四郎 情報提供 本多康二 定価: 本体3600円+税 2021年8月刊 ISBN978-4-88708‐469-8 A4 200頁 在庫あり |
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場所は肥後国天草。これは天草大江の松浦家所蔵古文書の資料集第1巻,2部構成です。 松浦家は「延享4(1747)年以来,大江組8ヶ村の大庄屋として行政を担当しました。 松浦家所蔵の文書55通及び「転切支丹並類族死失帳」を翻刻・現代語訳。松浦家収蔵全史料一覧(索引付き)。 【編者解説より】カクレキリシタン大庄屋松浦家の関連資料も収録。山中の「しるべ様」(ヴィジルの変容)は8月15日の被昇天のマリアを祭った祠。大江村の伝説「49人の百姓名籍をもつカクレキリシタンが延享4年に松浦を大庄屋に呼んだ」史料の発見。・・・49人の子孫判明。実は隠れていなかった。1805年の「天草崩れ」の審問方=幕府にとっては「表に出なければよし」(幕府は審問の前に6000人くらいにしておけと指示)。「海の祈りのネットワークがカクレキリシタンの信仰を守ってきた」。鶴島博和「天草大江のカクレキリシタンの「歴史的景観」」(天草文化協会機関誌『潮騒』)参照。 |
【略目次】 |
波濤を越えて―松浦家文書刊行にあたって(松浦四郎) はじめに―松浦家由来を交えて 第一部 松浦家文書―天草アーカイブズ木箱収蔵編 史料凡例/第一部文書目次 序 1:海防そして唐船漂着と抜け荷/2:大庄屋交替そしてカクレキリシタンと 大江の四九人/3:生業と海のネットワーク 【松浦家第一部文書】 第二部 転切支丹並類族死失帳 序 漁師と定甫/保護,火葬,非人/寺社体制/コンフラリア 【松浦家第二部文書】 付録:松浦家文書概要,関係系図,度量衡・貨幣換算表 文献一覧/索引 |
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