中村治兵衛著作集(全3巻) | |
1 中国シャーマニズム の研究 定価: 本体6602円+税 1992年6月刊 ISBN4-88708-123-5 A5箱 218頁 在庫あり |
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中国の土着宗教としての社と祠,それらと日本の神社・巫女の類似に着目し,早くより着手されたユニークな研究。唐から清にいたる主要文献を渉猟するとともに,土俗宗教の社会的側面に着目した研究の基本文献 |
【主要目次】 | ||
第1章 中国古代の王権と巫覡 第2章 唐代の巫 第3章 五代の巫 第4章 北宋朝と巫 第5章 宋代の巫の特徴―入巫過程の究明を含めて― 第6章 宋朝の祈雨について 第7章 宋代広徳軍祠山廟の牛祭について―宋代「社会」の一事例として― 第8章 山東農村の観音信仰 |
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2 中国漁業史の研究 定価: 本体5700円+税 1995年4月刊 ISBN4-88708-124-3 A5箱 183頁 在庫あり |
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『中国シャーマニズムの研究』に続く新分野の開拓,中国漁業史への先鞭。地方志をひろく採集し,漁業技術はもちろん,漁業権,水利権から漁村の社会構造に及ぶ |
【主要目次】 | ||
第1章 唐朝の漁業政策と魚類の流通 第2章 唐代の漁法と漁具 第3章 宋代の魚税・魚利銭と漁場 第4章 宋代の漁法と漁具 第5章 明初の魚課と河泊所官の地域廻避 第6章 明代の河泊所と漁民 |
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【主要目次】 | ||||
第1部 村落制度 第1章 唐代の村落と隣保 ―『全唐詩』よりみたる四隣を中心に― 第2章 唐代の郷 ―『元和郡県図志』よりみた― 第3章 再び唐代の郷について ―望郷と耆老― 第4章 律令制と郷里制 第5章 宋代の地方区画 ―管について― 第6章 里甲制の分布 第7章 清代山西の村と里甲制 第2部 農村の諸問題 第8章 宋代淮水中流の都市寿春と周辺の農村 ―天聖院仏会人名碑による― 第9章 清末山西の村落の諸様相 ―『秋審招冊』(山西司) よりみたる― 第10章 山西の村政をめぐる二、三の問題 第11章 民国初年河北省の村落をめぐる諸問題 ―『京兆武清県報告書』を中心として― 第12章 民国初年広東省の村落の械闘について ―『博羅県週歳報告書』による― 第13章 清代山東農村の義学 第14章 清代山東の学田 第15章 清代山東の学田の小作 第16章 華北農村の村費 ―現代中国の地方財政の一研究― 第17章 土地改革における家の問題 第3部 都市の諸問題 第18章 宋代黄河中流の都市滑州と商人組合「行」 第19章 清代湖広米流通の一面 ―南京の湖南会館よりみた― 第20章 清代華北の都市の戸口に関する一考察 第21章 清代都市のかごかき人夫の闘争 ―喪葬礼と扛夫・吹手をめぐって― 第22章 清代山東の書院と典当 |
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【著者紹介】 | ||||
中村治兵衛 (なかむら じへえ) 1916年大阪に出生, 1938年東京帝国大学文学部東洋史学科卒業, 1939〜46年東亜研究所, 1947〜52年農林省農業総合研究所, 1954〜74年九州大学教養部(助教授・教授), 1974〜86年中央大学文学部(教授), 1991年9月歿 主著 『支那地方自治発達史』(共著)中央大学 1939年, 『異民族の支那統治史』(共著)東亜研究所 1944年, 『中国シャーマニズムの研究』(中村治兵衛著作集 1)刀水書房 1992年, 『中国漁業史の研究』(中村治兵衛著作集 2)刀水書房 1995年 |
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