刀水歴史全書97 | |
アレクサンドロス大王 ヒュー・ボーデン著 佐藤 昇訳 定価: 本体2,300円+税 2019年6月刊 ISBN978-4-88708-442-1 四六判 215頁 在庫あり |
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今なお,小説や映画,漫画などで描き続けられるアレクサンドロス大王。歴史上,少なくともヨーロッパでは,二千数百年にわたっておよそ忘れ去られた事のない,きわめて稀有な存在である。しかしそのアレクサンドロス像は,それぞれ時代の要請に従って描かれ方,焦点の置き方が異なっていた。 コンパクトな入門書だが,最新の研究成果を踏まえ,旧来のアレクサンドロス像に異議を唱えて,実像を新たに描き出そうと試みた特別な一冊 |
【略 目 次】 |
はじめに アレクサンドロス・モザイクと「アレクサンドロスの歴史家たち」 第1章 アレクサンドロス以前 第2章 王子 マケドニア宮廷のアレクサンドロス 第3章 戦士 アレクサンドロスの軍隊 第4章 指揮官 アレクサンドロスとギリシア人 第5章 ファラオ アレクサンドロスとエジプト 第6章 世界の王 アレクサンドロスとペルシア 第7章 旅人 アフガニスタンとパキスタンのアレクサンドロス 第8章 死にゆくさだめ バビロンのアレクサンドロス 第9章 アレクサンドロス以後 |
【著者紹介】 |
著者:H.ボーデン(Hugh Bowden) オックスフォード大学で1990年西洋古典学の博士号。現在ロンドン大学 キングスカレッジ教授。 著書多数 訳者:佐藤 昇(さとう のぼる) 2006年博士号(文学,東京大学)。 ロンドン大学キングスカレッジ客員研究員,東京大学助教を経て,2012年神戸大学文学部准教授。 主著『民主政アテナイの賄賂言説』(山川出版社, 2008年),ロビン・オズボン『ギリシアの古代』(翻訳,刀水書房,2011年)他 |
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