刀水歴史全書45
20世紀の歴史家たち
【1】日本編(上) ISBN4-88708-211-8  19977月刊  在庫あり
【2】日本編(下) ISBN4-88708-212-6  1999年11月刊  在庫あり
【3】世界編(上) 
ISBN4-88708-213-4  
1999年1月刊  在庫あり
【4】世界編(下) 
ISBN4-88708-214-2
  2001年2月刊   在庫あり
【5】日本編(続) ISBN4-88708-232-0  2006年12月刊  在庫あり

今谷 明・大濱徹也・尾形 勇・樺山紘一・木畑洋一編

定価: 各本体2800円+税
四六判 (1)270頁(2)317頁(3)415頁(4)421頁(5)311頁
歴史家は20世紀をどう生きたか,歴史学はいかに展開したか。科学としての歴史学と人間としての歴史家,その生と知とを生々しく見つめようとする。書かれる歴史家と書く歴史家,それを読む読者と三者の生きた時代
【主要目次】    20世紀の歴史家たち(1) 日本編(上)
20席の歴史家たち(1) はじめに―20世紀の歴史家の至福と受難・・・樺山紘一
徳富蘇峰・・・・・・・・・・大濱徹也
白鳥庫吉・・・・・・・・・・窪添慶文
鳥居龍蔵・・・・・・・・・・中薗英助
原 勝郎・・・・・・・・・・・樺山紘一
喜田貞吉・・・・・・・・・・今谷 明
三浦周行・・・・・・・・・・今谷 明
幸田成友・・・・・・・・・・西垣晴次
柳田國男・・・・・・・・・・西垣晴次
伊波普猷 ・・・・・・・・・高良倉吉
今井登志喜・・・・・・・・樺山紘一
本庄栄治郎・・・・・・・・今谷 明
高群逸枝・・・・・・・・・・栗原 弘
平泉 澄・・・・・・・・・・今谷 明
上原専祿・・・・・・・・・・三木 亘
野呂栄太郎・・・・・・・・神田文人
宮崎市定・・・・・・・・・・礪波 護
仁井田 陞・・・・・・・・・尾形 勇
大塚久雄・・・・・・・・・・近藤和彦
高橋幸八郎・・・・・・・・遅塚忠躬
石母田 正・・・・・・・・・今谷 明 
【主要目次】   20世紀の歴史家たち(2) 日本編(下)  
20世紀の歴史家たち(2) 久米邦武・・・・・・・・・・田中 彰
山路愛山・・・・・・・・・・大濱徹也
内藤湖南・・・・・・・・・・礪波 護
津田左右吉・・・・・・・・大室幹雄
朝河貫一・・・・・・・・・・甚野尚志
黒板勝美・・・・・・・・・・石井 進
福田徳三・・・・・・・・・・今谷 明
辻 善之助・・・・・・・・・圭室文雄
池内 宏・・・・・・・・・・・武田幸男
羽田 亨・・・・・・・・・・・羽田 正 
村岡典嗣・・・・・・・・・・玉懸博之
田村栄太郎・・・・・・・・芳賀 登
山田盛太郎・・・・・・・・伊藤 晃
大久保利謙・・・・・・・・由井正臣
濱口重國・・・・・・・・・・菊池英夫
村川堅太郎・・・・・・・・長谷川博隆
宮本常一・・・・・・・・・・西垣晴次
丸山眞男・・・・・・・・・・坂本多加雄
和歌森太郎・・・・・・・・宮田 登
井上光貞・・・・・・・・・・笹山晴生
あとがき―日本に於ける歴史学内省・・・今谷 明
【主要目次】   20世紀の歴史家たち(3) 世界編(上)
20世紀の歴史家たち(3) ピレンヌ(アンリ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・河原 温
マイネッケ(フリードリヒ)・・・・・・・・・・・・・・・坂井榮八郎
ゾンバルト(ヴェルナー)・・・・・・・・・・・・・・・金森誠也
メネンデス・ピダール(ラモン)・・・・・・・・・・・小林一宏
梁 啓超・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・佐藤慎一
トーニー(リチャード・ヘンリー)・・・・・・・・・・越智武臣
アレクセーエフ(ワシーリ・ミハイロヴィチ)・・加藤九祚 
マスペロ(アンリ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・池田 温
トインビー(アーノルド)・・・・・・・・・・・・・・・・・芝井敬司
ウィーラー(R・E・モーティマー)・・・・・・・・・・小西正捷
カー(E・H)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木畑洋一
ウィットフォーゲル(カール・アウグスト)・・・・鶴間和幸
エリアス(ノルベルト)・・・・・・・・・・・・・・・・・・木村靖二
ブローデル(フェルナン)・・・・・・・・・・・・・・・・浜名優美
侯 外廬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多田狷介
エーバーハルト(ヴォルフラム)・・・・・・・・・・大林太良
ウィリアムズ(エリック・E) ・・・・・・・・・・・・・・川北 稔
アリエス(フィリップ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・杉山光信
楊 寛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高木智見
クラーク(マニング)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドン・ベイカー
                          藤川隆男訳
ホブズボーム(エリック)・・・・・・・・・・・・・・・水田 洋
マクニール(ウィリアム・H) ・・・・・・・・・・・・高橋 均
ジャンセン(マリウス・B) ・・・・・・・・・・・・・・三谷 博 
ダニーロフ(V・P)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・奥田 央
フーコー(ミシェル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・福井憲彦 
デイヴィス(ナタリ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・近藤和彦
サイード(エドワード・W) ・・・・・・・・・・・・・・・杉田英明
タカキ(ロナルド)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・富田虎男
あとがき―転機にたつ歴史学・・・・・・・・・・尾形 勇
【主要目次】  20世紀の歴史家たち(4) 世界編(下) 
20世紀の歴史家たち(4)  スタイン(マーク・オーレル)・・・・・・・・・・・・・・・・・池田 温
 ヴェーバー(マックス)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊藤貞夫
 バルトリド(ワシーリー・ウラジーミロウィチ)・・・・小松久男
 ホイジンガ(ヨハン)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・樺山紘一
 ルフェーヴル(ジョルジュ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・松浦義弘
 フェーヴル(リュシアン)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長谷川輝夫
 グラネ(マルセル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・桐本東太
 ブロック(マルク)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・二宮宏之 
  陳 寅恪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・尾形 勇
 顧 頡剛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小倉芳彦
 ギブ(ハミルトン・アレクサンダー・ロスキーン)・・湯川 武
 カントロヴィッチ(エルンスト・H) ・・・・・・・・・・・・・藤田朋久
 ゴイテイン(シュロム・ドヴ)・・・・・・・・・・・・・・・・・湯川 武
 二ーダム(ジョゼフ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・草光俊雄
 フェアバンク(ジョン・キング)・・・・・・・・・・・・・・・・平野健一郎
 コーサンビー(ダーモーダル・D) ・・・・・・・・・・・・山崎利男
 モミリアーノ(アルナルド・ダンテ)・・・・・・・・・・・・本村凌二
 ライシャワー(エドウィン・O) ・・・・・・M・ウィリアム・スティール
 陳 夢家・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松丸道雄
 フィンリー(モーゼス)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・桜井万里子
 イナルジク(ハリル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・永田雄三
 トムスン(エドワード・パーマ)・・・・・・・・・・・・・・・・近藤和彦
 グレーヴィチ(アーロン・ヤコヴレヴィチ)・・・・・・・石井規衛
 ル・ロワ・ラデュリ(エマニュエル)・・・・・・・・・・・・・阿河雄二郎
  ヴェーラー(ハンス・ウルリヒ)・・・・・・・・・・・・・・・・木村靖二
 イレート(レイナルド・C) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・池端雪浦
 あとがき―戦争の世紀と歴史家たち・・・・・・・・・木畑洋一
【主要目次】  20世紀の歴史家たち(5) 日本編(続) 
20世紀の歴史家たち(5) 狩野直喜・・・・・・・・・・・・・・戸川芳郎
桑原隲蔵・・・・・・・・・・・・・・礪波 護
矢野仁一・・・・・・・・・・・・・・挾間直樹
加藤 繁・・・・・・・・・・・・・・・尾形 勇
中村孝也・・・・・・・・・・・・・・中田易直
宮地直一・・・・・・・・・・・・・・西垣晴次
和辻哲郎・・・・・・・・・・・・・・樺山紘一
一志茂樹・・・・・・・・・・・・・・古川貞雄
田中惣五郎・・・・・・・・・・・・本間恂一
西岡虎之助・・・・・・・・・・・・西垣晴次
岡 正雄・・・・・・・・・・・・・・・大林太良
羽仁五郎・・・・・・・・・・・・・・斉藤 孝
服部之總・・・・・・・・・・・・・・大濱徹也
坂本太郎・・・・・・・・・・・・・・笹山晴生
前嶋信次・・・・・・・・・・・・・・窪寺紘一
中村吉治・・・・・・・・・・・・・・岩本由輝
竹内理三・・・・・・・・・・・・・・樋口州男
清水三男・・・・・・・・・・・・・・網野善彦
江口朴郎・・・・・・・・・・・・・・木畑洋一
林屋辰三郎・・・・・・・・・・・・今谷 明
おわりに―戦争と革命の間に生きる・・・大濱徹也
【書 評】
1.『図書新聞』2813号(2007.3.10)に書評が掲載されました。
  (以下に一部を引用紹介致します)

     図書新聞2813号

「世界の歴史家の列伝集 衝迫力に満ちた網野の「清水三男論」

(前略)
歴史というものは、そもそも人々の生活が時間とともに累積したひとつの表現されたかたちであるとするならば、歴史家・歴史研究者も一人の生活者であることに変わりはなく、彼らが紡ぎ出す歴史的記述は己を語りうるものでなければならないはずである。編者の一人である大濱徹也は、「あとがき」でこう述べている。むろん、わたしに異論はない。/「歴史家は過去を旅し、己の足で大地を歩み、時代人心を追体験し、想起し、想像する営みをとおし、歴史を造形することで、明日を予見せんとした存在。」
(中略)
樺山紘一は、「和辻哲郎」の章で、大濱と同様の視線をめぐらして論述…(略)。そして、和辻の『古寺巡礼』や『風土』といった仕事をいま一度、見直すことによって隘路に入っている現代の歴史学への批判を提起していくことを主張する。
 この樺山や大濱の「歴史」というものに対するテクストとしての措定の仕方は、遺稿となった網野善彦の、敗戦とともにソ連軍の捕虜となり重労働から病死して三十八年の生涯を終えた「清水三男」への論述にも繋がっていく。戦時中に著した『日本中世の村落』から、戦地へ逝く直前に出した『ぼくらの歴史教室』、『素描祖国の歴史』の間に横たわる問題を、見事に切開してくれている。〈転向〉という基軸を通して叙述していく記述は、あたかも、自分を清水三男になぞらえているかのように書き進められているようで、衝迫力に満ちている。(以下略)       (評者:久保 隆)
2.『読売新聞』(2007.5.4)に紹介されました。
  (以下に一部を引用紹介致します)

       読売新聞 2007・5・4

『記者ノート』網野善彦がごだわり続けた男

「あれは網野さんの絶筆ですよ」。国民的人気を誇った歴史家の網野善彦(2004年2月死去)と親交の深かった編集者に、そう紹介されたのは、刀水書房『20世紀の歴史家たち(5)日本編 続』(昨年12月刊)に掲載された評伝「清水三男」だった。・・・・・(略)・・・・・
 網野は最晩年、清水のことばかり口にしていたという。なぜ、それほどまでにこだわったのか。評論家の久保隆氏は「図書新聞」3月10日号で、この評伝を取り上げ、〈網野が語る清水三男像は、自身の自画像のようなものだ〉と記している。
 評伝によれば、清水は〈マルクス主義の影響下にあって観念的・公式的であった自らの生き方・学問と明確に訣別し、新たに全力をあげて史料を自分の目で読み、村落生活の実態に深く分け入って・・・個性的な研究を結実させた〉。なるほど、観念的左翼だった学生時代の論文を自己否定して、実証主義に徹した網野自身と相似形だ。・・・・(略)・・・・・
 脱稿後5年余、死後3年近くを経て発表されたこの評伝は、まさに網野の魂の叫びであり、絶筆の名に値するのではないか。(片岡正人)
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