中世封建都市、刀水書房

人間科学叢書28
	中世封建都市 -英仏比較論- R.H.ヒルトン著／瀬原義生訳定価：　本体4800円+税 2000年10月刊 ISBN4-88708-267-3 Ａ５判　24１頁在庫あり
中世都市は封建領主によって支配された小都市･市場都市を本質とし，都市の商品生産が中世の封建社会を崩壊させたとする漠然たる通説は成立しないとする。ローマの奴隷制や中世の手工業ギルドにも疑問を呈する


【主要目次】
第1章　都市と封建制－暫定的定義－　　どこにあろうと，都市は都市か？　　封建制とは何であったか？　　都市の諸階層－１つの暫定的考察　　イギリスとフランスの封建制第2章　都市における封建制の現われ方　　古代から封建社会への移行期における都市　　封建的建設物としての小都市　　大都市における封建的要素第3章　都市の社会構造　　小都市　　大都市　　手工業者たち第4章　都市の支配者第5章　都市社会はいかにイメージされたか　　身分制のイデオロギー　　身分制システムの中での都市社会　　身分制システムについての市民側の認識　　都市の儀式　　「グラッドマン暴動」第6章　都市共同体と紛争　　コミューンと解放バラー　　課税に対する反乱　　手工業者の抗議と政治的党派　　共有地的諸権利　　親方と職人結　び

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