人間科学叢書20 | |
西洋思想史上の キリスト教 小嶋 潤著 定価: 本体4660円+税 1992年6月刊 ISBN4-88708-138-3 A5判 336頁 在庫あり |
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キリスト教の水脈でたどる西洋の思想。原始キリスト教,スコラ哲学,ドイツ神秘主義,パスカル,スピノザ……そして実存主義まで,それらの背景にいかにキリスト教が大きな陰をやどしているか |
【主要目次】 | ||
第1章 初期キリスト教信仰の神学的基礎づけ 第1節 ロゴゥ思想の導入と三位一体なる神の信仰 第2節 ニカイア信条の神学的基礎づけとしてのアウグスティヌスの三位一体論 第3節 聖霊の問題をめぐる東・西両教会の対立 第2章 初期キリスト教神秘主義思想の伝統 第1節 神秘的体験と神秘主義思想 第2節 ギリシア系神秘主義思想の伝統 第3節 キリスト教神秘主義思想の伝統 第4節 アウグスティヌスの神秘主義思想 第5節 偽ディオニシオス文書 第6節 修道院系の神秘主義思想 第3章 中世の狭間にて 第1節 学問の伝統 第2節 アウグスティヌスの恩恵論とスコラ哲学 第3節 ヨハネス・スコトゥス・エリウゲナ 第4章 スコラ哲学 〔前 期〕 第1節 アンセルムス 第2節 ロスケリヌス 第3節 ペトルス・アベラルドゥス 第4節 命題集 第5節 シャルトル学派 〔中 期〕 第1節 アラビア文化の摂取 第2節 アリストテレスの哲学とアラビア人の世界観 第3節 新プラトン主義の介入 第4節 西欧人の応答,山陽の選択肢 第5節 ラテン・アヴェロエス主義 〔盛 期〕 はじめに(アリストテレス復興) 第1節 アルベルトゥス・マグヌス−主意主義と主知主義の綜合の哲学− 第2節 トマス・アクィナス−市主義と主知主義の綜合の神学− 〔末 期〕 第1節 ロバート・グローステスト 第2節 ロジャー・ベーコン 第3節 ドゥンス・スコトゥス−スコラ哲学の限界− 第4節 オッカム(ウイリアム・オブ)−唯名論の徹底− 第5章 ドイツ神秘主義思想の伝統 はじめに(ドイツ的風土の特質と神秘主義) 第1節 女性の神秘家たち 第2節 「神の友」会 第3節 その後の女性神秘家たち 第4節 エックハルト 第5節 タウラー 第6節 ゾイゼ(スーソー) 第7節 レイズブルーク 第8節 フローテと「共同生活の兄弟」会 第9節 『ドイツ神学』 第10節 ヤコブ・メーメ 第11節 ドイツ敬虔主義の運動 第6章 近世への狭間にて 第1節 パスカル 第2節 スピノザ 第7章 ドイツ理想主義の哲学者たち 第1節 カント 第2節 フィヒテ 第3節 シェリング 第4節 ヘーゲル 第8章 実存主義の思想家たち 第1節 キルケゴール 第2節 ニーチェ 第3節 ハイデッガー 第4節 ヤスパース 第5節 サルトル |
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