人間科学叢書19 
ヨーロッパ周辺の近代 ヨーロッパ周辺の近代
1780〜1914

I.T.ベレンド,Gy.ラーンキ著/
柴 宜弘・柴 理子・今井淳子・今村労共訳


定価: 本体3786円+税
1991年10月
ISBN4-88708-128-6
A5判 276頁

在庫あり
周辺は中心にいかに対応して「永い19世紀」の経済発展をとげたか? ヨーロッパの「南北問題」。その後進性は全世界各地のモデルでもあり,日本の発展の道でもあった
【主要目次】
第1章 ヨーロッパの後進地域と産業革命の挑戦
  1 歴史的背景
  2 周辺における経済的刺戦の欠如
  3 西欧の経済的「牽引力」
第2章 変革の社会的・政治的条件
  1 周辺転換の3つの限定条件
  2 スカンディナヴィアの場合
  3 地中海諸国の場合
  4 中・東欧の場合
第3章 経済発展の人的要因
  1 人口革命
  2 教育革命
第4章 経済発展への国家の役割
  1 資本主義国家の経済活動
  2 スカンディナヴィアの場合
  3 イベリア半島とイタリアの場合
  4 ロシアの場合
  5 ハンガリー,バルカンの場合
第5章 世界市場への周辺の統合
  1 資本輸出
  2 輸 送
  3 貿易と金融
第6章 貿易、輸出産業部門の発展とその影響
  1 周辺国と対外貿易
  2 19世紀ヨーロッパの対外貿易
  3 交易条件に関する従来の定説
  4 対外貿易にみる有利と不利
  5 周辺諸国の対応
  6 周辺国と外国貿易
第7章 工業化と経済発展の水準
  1 周辺国と工業化
  2 経済発展と工業化
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