人間科学叢書10 
ワイマル共和国史 ワイマル共和国史
研究の現状

E.コルプ著/柴田敬二訳


定価: 本体2900円+税
1987年1月
ISBN4-88708-083-2
A5判 290頁

残部僅少本 (カバーに汚れあり)
第二次大戦の前提となった不幸な共和国とヒトラーの進出は,ドイツの現状にとって避けて通れないばかりでなく,ヨーロッパ諸国にとっても忘れ得ない。現時点での概観と研究の総括
【主要目次】
第T部 ワイマル共和国史
  第1章 共和国の成立と自己防衛 1918/19〜1923
   第1節 革命と共和国の創出 1918/19
   第2節 パリ講和条約とヴェルサイユ条約
   第3節 危機の共和国 1919/23
  第2章 相対的安定期の共和国 1924〜1929
   第1節 ヨ−ロッパの国際関係におけるドイツ外交
   第2節 社会構造の問題点と国内政治
   第3節 前衛芸術と大衆文化 黄金20年代
  第3章 共和国の解体と崩壊 1930〜1933
   第1節 世界恐慌とナチスの台頭
   第2節 大統領内閣期における政治体制の解体
第U部 基本問題と研究動向
   1  歴史研究の対象としてのワイマル共和国
   2  革命的創設期
   3  憲法・政党・国防軍
   4  経済・社会問題
   5  講和締結からヤング案まで
   6  崩壊の場面
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