人間科学叢書6 
歴史の論理 歴史の論理
「封建」から近代へ

大谷瑞郎著


定価: 本体4400円+税
1986年3月刊
ISBN4-88708-074-3
A5判 227頁

在庫あり
「封建」の概念を検討,その具体相を比較し,さらにブルジョア革命・資本主義に及んで,西欧モデルの単系発展論を克服。自由な発想による比較歴史学的業績
【主要目次】
第1章 「封建制」
  1.「封建制」ということば
  2.ヒンツェの封建制論
  3.マルクスの「封建的土地所有権」
  4.日本における「封建社会」(1)
  5.日本における「封建社会」(2)
  6.むすび
第2章 「ブルジョア革命」
  1.序 説
  2.ブルジョア革命の典型はどれか
  3.フランス革命の歴史的性格
  4.産業革命とブルジョア革命
  5.ブルジョア革命としての明治維新
  6.結 語
第3章 近代ドイツの後進性
  1.問題の提起
  2.ドイツ資本主義の発展
  3.3月革命(1)―歴史的性格
  4.3月革命(2)―統一運動の挫折
  5.「結集政策」論の周辺
  6.「プロシア型」―「2つの道」
第4章 近代国家
  1.序 説
  2.絶対王政
  3.ボナパルティズム
  4.「段階節」
  5.展 望
第5章 日本の「後進性」
  1.「後進性」ブーム
  2.日本史の時代区分のひずみ
  3.日本史資本主義の後進性
  4.展 望
 HOME  会社案内 | 近刊案内 | 書名一覧・索引 | 注文について | リンク集
Copyright (c) 2005 Tosui Shobo, Publishers & Co., Ltd. All Rights Reserved