人間科学叢書2 
中世インドの神秘思想 中世インドの神秘思想
ヒンドゥー・ムスリム交流史

M.ヘーダエートゥッラ著/宮元啓一訳著


定価: 本体4200円+税
1981年11月刊
ISBN4-88708-031-X
A5判 240頁

品切
中世インドの宗教詩人カビールにいたる神秘思想の系譜を,回印両文化の交流と民衆エネルギーの高揚のうちに捉えた宗教史・中世史の労作。他に類例のない貴重書
【主要目次】
第1章 ヒンドゥー・ムスリム思想交流史
  1  交流の背景
  2  交流の性格
  3  インドとイスラム教の接触
第2章 神秘思想におけるヒンドゥー・ムスリム交流史
  1  イスラム神秘思想(スーフィーズム) 
  2  スーフィーたちとインド思想
  3  スーフィーたちの伝導活動
  4  通婚による交流
  5  言語を通しての交流
  6  スーフィーズムと『バガヴァッド=ギーター』
第3章 バクティ運動を通しての交流
  1  バクティとアンプの語源
  2  バクティの定義
  3  バクティ運動への外部からの影響
  4  南インドのシヴァ教徒
  5  リンガーヤタ派の体系
  6  スィッダル派
  7  南インドのヴィシュヌ派
  8  ラーマーヌジャのバクティ
  9  ブラバッティの教義
  10  『バーガヴァタ=プラーナ』におけるバクティ
  11  ナームデーヴ
  12  シュリー=チャイタニヤ
  13  グル=ナーナク
  14  ラーマーナンダ
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