研究書・論文 
近世フランス王権と周辺世界 近世フランス王権と周辺世界
王国と帝国のあいだ


阿河雄二郎著


定価: 本体5,500円+税
2021年8月刊
ISBN978-4-88708-466-7
A5 376頁

在庫あり
近世のフランスをどう捉えればよいのか?
その国家や社会のありようを「王権と周辺世界」という視点から考察,内に向かって「王国」の 凝縮度を高め,外に向かって茫漠とした「帝国」を構築するダイナミズ ムに着目して,従来の見方の修正や見直しをはかる
【略目次】
序章 近世フランスの「内」と「外」―王国と帝国のはざまで
第1部 近世フランス王権と「異」の領有
    ・・・身分意識とその変化,周辺的な空間の王国への統合
 第一章 「オーバン」考―近世フランスにおける外国人問題
 第二章 近世フランスにおける難破船略奪と「漂流物取得権」
 第三章 近世フランスにおける狩猟権と狩猟慣行
 第四章 ルイ一四世時代の「貴族改め」―近世フランスの貴族意識の変容
第2部 近世フランスと越境域
    ・・・境界を越えてフランスと外国や植民地を行き来する人々
 第五章 近世フランスの外国人―イタリア人とユダヤ人を中心に
 第六章 「タラ漁船団」と「森を駆ける人」―カナダ植民を支えた二本の柱
 第七章 ナント王令廃止と海洋都市のプロテスタント
 第八章 近世の英仏海峡―モリューの近業にみる英仏関係史の試み
第3部 初期帝国としての近世フランス
    ・・・フランスが対外発展・植民活動を進める中で直面した4つの問題は
 第九章 海軍工廠ロシュフォールの誕生―近世フランス海軍成立史のひとこま
 第一〇章 カナダ征服戦争の顛末とその意味―カナダ征服戦争二五〇周年記念論文集を
        手がかりに
 第一一章 奴隷船が出航するまで―近世フランス奴隷貿易の構造
 第一二章 貿易商人マテュラン・トロティエの軌跡―ナポレオン時代における奴隷貿易の
        利潤と情報
終章 (結びにかえて)/初出一覧/あとがき/索引
【著者紹介】
阿河雄二郎 (あが ゆうじろう)
1946年生まれ
京都大学(文学部)卒,大阪外国語大学名誉教授
『フランス王妃列伝』(共編著)昭和堂,『海のリテラシー』(共編著)創元社,『アンシアン・レジームの国家と社会』(二宮宏之共編著)山川出版社,『幻想のジャンヌ・ダルク』(共訳)昭和堂,『真実のルイ一四世』(共訳)昭和堂
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