研究書・論文 
村の相伝〔日英対比研究編〕 村の相伝〔日英対比研究編〕
社会的DNAの検出

高橋基泰著


定価: 本体8,000円+税
2021年3月刊
ISBN978-4-88708-464‐3
A5 600頁

在庫あり
『村の相伝 近代英国編』(刀水書房)刊行後20年間取り組んできた日英村落史対比研究。長野県旧上田藩上塩尻村と英国ケンブリッジ州ウィリンガム教区を,時系列的(200年間)多角的に分析した総合モノグラフ研究

本書の3大方法論
1:多角的なアングルによる分析を実現
2:互いの歴史的独自性を尊重した上で,相違点の強調をする比較ではなく,共通点・相似点を見出す
3:系譜学と隣接する社会経済史学を含む隣接諸分野との架橋を可能にした
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その始まりは,34年前。初めてイギリスで奨学生として学び始めた折の「社会的DNAという系譜学的多層共同性を検出したい」という筆者の内的衝動だった
【略目次】

はしがき/謝辞/初出一覧
序 論
第一章 前提
第二章 非常時―災害・凶作
第三章 常時―農事暦
第四章 家屋敷・住居分布の変遷
第五章 同族・親族・家Family構造
第六章 家系譜
第七章 相続慣行
第八章 世代継承・社会的DNA
第九章 地域金融組織
第十章 共同墓地
結 論
索 引/巻末付録
【著者紹介】
高橋基泰 たかはし もとやす
1962年生まれ。
東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。
現在,愛媛大学法文学部教授
主要業績:'The Number of Wills Proved in the Sixteenth and Seventeenth Centuries. Graphs, with Tables and Commentary', G. Martin and P. Spufford, eds., The Recods of the Nation (Woodbridge, 1990).  (M. Spufford との共同執筆)
Families, Will Witnesses and Economic Structure in the Fens and On the Chalk: Sixteenthe and Seventeenth-Century Willingham and Chippenham', Albion, 28/3 (1996);他多数
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