研究書・論文 
フランス絶対王政の統治構造再考 フランス絶対王政の
統治構造再考

マレショーセに見る治安、裁判、官僚制

正本 忍著


定価: 本体12,000円+税
2019年3月刊
ISBN978-4-88708-447-6
A5箱 540頁

在庫あり
18世紀中ごろ,フランス絶対王政の臣民統治のための「治安機構」マレショーセを,あらゆる観点から在仏史料で徹底的に検証。世界初の大研究。
【略目次】
序 論 フランス絶対王政とマレショーセ
 本書の構成
第一部 組 織
 第一章 一七二○年のマレショーセ改革
 第二章 新生マレショーセの領域的編成
 第三章 新生マレショーセの揺籃期(一七二○〜二一年)
第二部 成 員
 第四章 将 校
 第五章 プレヴォ裁判役人―陪席裁判官,国王検事を中心に―
 第六章 隊員採用の条件と手続
 第七章 隊員採用の実態―年齢,身長,軍隊経験
 第八章 在職期間に見る隊員の人事管理
 第九章 退職に見る隊員の人事管理
 第十章 異動に見る隊員の人事管理
結 論 王権による統治システム整備におけるマレショーセ改革の意義
 注/史料・参考文献/図版一覧/隊員名簿/索引
【著者紹介】
正本 忍 まさもと しのぶ
1962年鹿児島県生まれ。
九州大学大学院文学研究科博士課程(西洋史)中退。
九州大学文学部助手,パリ第四(ソルボンヌ)大学留学,長崎大学多文化社会部教授。
専門はフランス近世史。博士(社会学・一橋大学)
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