研究書・論文 
ポーランドの貴族の町 ポーランドの貴族の町
農民解放前の都市と農村、ユダヤ人

山田朋子

定価: 本体7500円+税
2007年12月刊
ISBN978−4-88708-367-7
A5箱 350頁

在庫あり
ポーランド地域に1866年まで存在した、貴族が領有する都市(私領都市)の実態及びその歴史的意義について考察した、先端的研究。
「本書の目的は、農民解放以前のポーランド地域の社会経済的特質を理解する手がかりとして、私領都市 maisto prywatne と呼ばれる集落の実態とその歴史的役割を解明することである。」ポーランドでも社会主義政権崩壊後にやっと始まった研究領域。16〜18世紀にかけてポーランド全都市の70%がこの“貴族の町”であり、ポーランドにおけるユダヤ人問題の発端でもある
【主要目次】
 序章
第一部 都市をめぐる諸状況
 第一章 十八世紀以前
  T 領主と農民
  U 都市および都市民
  V ユダヤ人
 第二章 十九世紀(一八六○年代まで)
  T 領主と農民
  U 都市および都市民
  V ユダヤ人
第二部 各地域の都市と所領
 第一章 スタロポルスキ工業地帯の都市と所領
  T スタロポルスキ工業地帯の概観
  U コンスキエと周辺地域
  V シドウォヴェツと周辺地域
  W スタシュフと周辺地域
 第二章 ウッチ工業地帯の諸都市
  T ウッチ工業地帯の形成
  U ウッチ市の発展
  V ウッチ工業地帯の新興私領都市
  W トマシュフ・マゾヴェツキと所領
 第三章 ヴィスワ河右岸地域の諸都市
  T ヴィスワ河右岸地域の概要
  U ルブリン県の諸都市
  V ポドラシェ県の諸都市
  W ビャーヴィストク
 第四章 ワルシャワ
  T 十八世紀以前
  U 十九世紀前半
 終章
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