研究書・論文 
近世武家の「個」と社会 近世武家の「個」と社会
―身分格式と名前に見る社会像―

堀田幸義


定価: 本体6000円+税
2007年2月刊
ISBN978-4-88708-355-4
A5箱 292頁

残部僅少本 (箱に汚れあり)
近世武家社会におけるヒエラルヒー再生産の回路・秩序維持の装置について仙台藩伊達家を対象に考察。儀礼的な行為や・身位・書札礼・名前の問題を通して、実相を探る。
特に「名」を素材に近世社会の「歴史像」を描こうとするのは本邦初の試み! 
【主要目次】
序 章
第一章 近世武家の身位とその構造
 第一節 家格制の成立と「家之列」
 第二節 職制の整備と「役列」の登場
 第三節 「家」内秩序と「家」成員の「列」
第二章 近世武家の身分格式と書札礼
 第一節 近世中後期仙台藩における武家の書札礼
 第二節 身分制の維持と書札礼
第三章 近世武家社会における実名敬避俗と禁字法令
 第一節 実名敬避俗と禁字法令
 第二節 禁字法令の創出とその内容
 第三節 藩主権力と禁字法令
 付 論 諸藩における禁字政策とその概要
   諸藩の事例
第四章 武家の「名」と近世社会
 第一節 広がる「官名」・「受領名」
 第二節 「名」と支配
第五章 近世武家社会における呼び名と「家」内秩序
 第一節 当主制と呼称規定
 第二節 女性と呼称規定
終 章
 第一節 身位をめぐる問題
 第二節 書札礼をめぐる問題
 第三節 名前をめぐる問題
索引
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