研究書・論文 
ユストゥス・メーザーの世界 ユストゥス・メーザーの世界
悲劇アルミニウス/オスナブリュック史序文/
ドイツの言語と文学について

坂井榮八郎


定価: 本体4700円+税
2004年12月刊
ISBN4-88708-341-6
A5判 255頁

在庫あり


マイネッケが「ドイツ歴史主義思想の源流」と位置づけ,ゲーテに高く評価され,
ロッシャーは「18世紀ドイツ最大の経済学者」と呼んだ。政治家・歴史家……思想家
メーザーの全体像を紹介する著者のライフ・ワーク

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ゲーテの生涯の愛読書となった『祖国愛の幻想』の著者ユストゥス・メーザー。ドイツの
文学,歴史学,法学,政治学,経済学の歴史に欠かしえないこの市井の巨大な思想家
の主要作品(『幻想』は別に準備中)を,詳細な解題と釈駐付で完訳。
メーザー小伝と,日独両国における著者の講演を付し,今後の研究の手引きともなる
本邦初の本格的メーザー研究。ドイツ文学を愛するドイツ近代史家の,複眼的な眼で
とらえた「ユストゥス・メーザーの世界」
【主要目次】
序 説 ユストゥス・メーザー小伝 人と事績

本 編 ユストゥス・メーザーの世界−翻訳・訳駐・解題のこころみ
T 悲劇 アルミニウス
   解 題
   アルミニウス 1つの悲劇
U 『オスナブリュック史』序文
   解 題
V ドイツの言語と文学について
   解 題

付 論 ユストゥス・メーザーの研究のために
T ゲーテとメーザー
U 日本におけるメーザー研究

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