研究書・論文 
史料が語る中世ヨーロッパ 史料が語る
中世ヨーロッパ


國方敬司・直江眞一編


定価: 本体9500円+税
2004年2月刊
ISBN4-88708-324-6
A5箱 461頁

在庫あり
一時史資料を用いた実証研究を進め,その具体的な叙述を試みる中で,歴史資料のもつ可能性と限界を明示。西欧中世史研究会の20人による画期的論集
【主要目次】
T 法制史
   国王ヘンリ2世のConstitutionesとAssisaついて
    −「1169年のConstitutiones」をてがかりに− ・・・・・・・・・・・・・・・苑田亜矢
   『グランヴィル』の伝来状況
    −法書の法的性格をめぐって− ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・直江眞一
   『ブラクトン』体系の構成・再論 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沢田裕治
   ウスタシァの騒擾−ある惨殺事件−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 北野かおる
U 国制史・行政史
   ウィリアム征服王イングランド証書のなかの「偽文書」
    −ウィストミンスタ修道院宛証書から− ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中村敦子
   Domina AnglorumとDominus anglie
    −12世紀イングランド王位継承に関する一考察− ・・・・・・・・・・・・ 吉武憲司
   国王ヘンリ2世と『ヘンリ2世の事績録』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 都築 彰
   「ネイション=アドレス」再校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 有光秀行
   『天国の書』にみる13世紀のボローニャ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山辺規子
   13世紀トリプロウ=ハンドレッドのレガリア,荘園領主裁判権,十人組
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 朝治啓三
   16世紀の財務府における会計業務と財政収支関係史料について・・ 井内太郎
   監察の史料と国教強制研究−1594年,バース=アンド=ウェルズ主教区の
    記録を中心に−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 楠 義彦
V 社会史・文化史
   「資料」が語る騎士の姿−11世紀から13世紀におけるケントの騎士家族の
    「定性分析」−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鶴島博和
   ジェントリの家系文書群はどのようにして作られ,どのように使われ,
    なぜいま残っているのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新井由紀夫
   『マージェヘリーケンプの書』にみる史料解釈の問題点・・・・・・・・・・・森下 園
   『イングランド政策の書』にみる中世後期イングランドの政治意識・・・梁川洋子
   ソルボンヌ学寮図書館蔵書目録(1338年)とその世界・・・・・・・・・・・・大嶋 誠
W 経済史
   ドゥームズデイ=ブックに見る11世紀イングランド東部の王領地経営
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮城 徹
   ハイワース=ハンドレット再論にむけて−荘園会計記録の作成手続き試論−
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・國方敬司
   最終和解譲渡証書について−中世ケントを対象として−・・・・・・・・・ 宮前康司
西欧中世史研究会の歩み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・朝治啓三
 
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