研究書・論文 
近代バルカン都市社会史 近代バルカン都市社会史
多元主義空間における宗教とエスニシティ

佐原徹哉著


定価: 本体9800円+税
2003年2月刊
ISBN4-88708-309-2
A5箱 502頁

在庫あり
従来の「民族解放史観」「民族復興理論」に疑問を呈し,複数民族混在の歴史像を復元する新しい方法論により,オスマン帝国支配下19世紀中葉のバルカンを分析。オスマンの行政改革(タンズィマート)に一定の効果を見る
【主要目次】
序 章 ナショナリズムと多元主義の和解,もしくは,共存のための政治文化にむけて
第1章 近代バルカンの都市空間
 第1節 バルカンの都市社会/第2節 都市社会と宗教/第3節 東方正教徒の世界
 第4節 マイノリティと宗教/第5節 都市内部の分離と融合:居住空間と同職組合/
 第6節 都市と統合機能
第2章 タンズィマートと都市社会
 第1節 改革運動/第2節 タンズィマートの概観/第3節 都市行政改革/第4節
 ベレディエ評議会の財政/第5節 都市基盤整備/第6節 地方行政改革の影響と
 その評価
第3章 オスマン主義とミッレト制度改革
 第1節 オスマン主義/第2節 ミッレト憲法/第3節 正教会ミッレト憲法の制定と
 その影響/第4節 ブルガリア教会独立運動/第5節 結 論
第4章 タンズィマート期の宗教対立
 第1節 改革以前の宗教意識/第2節 宗教対立の顕在化/第3節 ムスリムと
 キリスト教徒の対立/第4節 結 論
第5章 多言語社会と「民族語」
 第1節 多言語公用化とその反響/第2節 前近代バルカン都市の言語環境/
 第3節 「民族語」の形成/第4節 結 論
第6章 オスマン国家の文教政策と多元的統合の可能性
 第1節 オスマン政府の公教育政策/第2節 ムスリム教育システムと改革の/
 影響/第3節 混合学校の試みとその反応/第4節 東方正教徒の伝統教育と
 近代化の矛盾
第7章 オスマン主義とナショナリズムの和解可能性
 第1節 国立諸国の教育システムとオスマン領への影響/第2節 学校を巡る
 「民族紛争」/第3節 ネイションに抗する力/第4節 結 論
終 章 オスマン的多元主義の意味
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