研究書・論文 | |
村の相伝 【近代英国編】 親族構造・相続慣行・世代継承 高橋基泰著 定価: 本体10476円+税 1999年2月刊 ISBN4-88708-236-3 A5箱 388頁 在庫あり |
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1999年度日本村落研究学会研究奨励賞受賞/著者は素朴実証主義と称して遺言書を大量に,精緻に分析する。第1部は資本主義生成期の親族・相続慣行を探り,その構造の継承を「相伝」と表現する。それは単なる縦の継承ではなく,横の連絡をふくむ幅広い継承を意味し,第2部ではウイリンガム教区の社会変動,相続慣行の変化を考察。村落社会史の新たな展開である |
【主要目次】 | ||
序 章 第1部 史 料−全国的視野から 第1章 16,17世紀イングランドにおいて検認された遺言書数 第2章 近代初期遺言書残存数再論 第2部 事例研究−ケンブリッジ州ウィリンガム教区 第3章 対象概観と史料の検討 第4章 ウィリンガム教区における世代継承と人口移動−1510-1730年 第5章 ウィリンガム教区における親族関係密度と社会的経済的階層 第6章 ウィリンガム教区における学校設立と騒擾 第7章 16,17世紀ウィリンガム教区における相続と親族 第8章 村の相伝−慣行の相続 〔付論〕近代初期英国農村における名づけ慣行と人口移動 結 論 口絵多数 |
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