研究書・論文 | |
岩手県の勧業政策と農会 日本の近代化と東北開発のはざまで 三浦黎明著 定価: 本体7600円+税 1998年4月刊 ISBN4-88708-222-3 A5箱 304頁 在庫あり |
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古くは「みちのおく」,明治には「東北」(東夷北狄)と呼ばれ,中央の原料供給地であった東北の,その中でも僻地であった岩手。しかし在地の農会を中心とする成果もあり,勧業政策には見るべき点もあった |
【主要目次】 | ||
はじめに−本書の課題と構成− 1 本書の課題/2 本書の構成 第1章 岩手県の勧業場経営の意義と限界−明治前期勧業政策の基本− はじめに/1 初期の開墾と牧畜政策/2 勧業場設立の経過/3 勧業場の県営/ 4 産馬事業と勧業場賃下げ/おわりに 第2章 勧業場の「民営化」と保護政策の後退−明治中期岩手県の勧業政策− はじめに/1 前期勧業場体制の解体/2 中期勧業と勧業諮問会/3 中期勧業の 諸相と県会審議/4 明治後期への展望/おわりに 第3章 地場産業育成策の模索と農事改良運動−岩手県勧業諮問会の成立と その課題−はじめに/1 勧業会話と農談会/2 勧業諮問会体制/3 山奈宗真と 18年勧業諮問会/4 明治中期勧業上の諸問題/おわりに 第4章 明治農法の模索−明治中期岩手の農事講習所− はじめに/1 岩手農事講習所の成立過程/2 岩手農事講習所の機構整備/ 3 岩手農事講習所と試験研究/4 岩手勧農会の成立と活動/おわりに 第5章 農会による明治農法の導入と受容−明治後期における岩手県農会の成立− はじめに/1 岩手県農会の創立/2 岩手県農会の法的認可/3 明治後期の県 農政と農会/4 岩手県農会の確立/おわりに 第6章 県行政と農会による明治農法の定着−大正期岩手県農会の活動− はじめに/1 大正期岩手県農会の概要/2 米麦増収運動の展開/3 明治末・ 大正期の副業/4 大正末期の農会活動/おわりに 第7章 明治後期の岩手県農村の分析−「小山村農事調査書」の分析を中心に− はじめに/1 明治後期の岩手県農村の研究と「小山村農事調査書」/2 小山村に おける農業生産の発展/3 農家経済の困難/4 農民層の分解/おわりに |
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