研究書・論文 
ラインの文化史 ラインの文化史
水とヨーロッパ社会

鯖田豊之著


定価: 本体3700円+税
1995年2月刊
ISBN4-88708-175-8
A5判 235頁

残部僅少本 (カバーに汚れあり)
平成7年度土木学会出版文化賞受賞/深いヨーロッパ史の学識と前後8回に及ぶ調査を背景に,水と人間,自然と環境を論じた河川文化論。本書は構想雄大で各国の国境を超えたライン文化論であり,地域総合研究であると同時に,国際河川管理論の体系である
【主要目次】
はしがき−国際河川ラインの現状−
第1章 ヨーロッパとライン河
 1)湾岸戦争とライン河 2)新しい物流の時代−コンテナ船とローロー船− 3)多極
 分散のライン都市 4)都市は片側−両岸都市は例外− 5)政治がらみのライン水運
 中央委員会 6)幻になった「赤い船体」 7)ライン型資本主義とライン空間 8)特異な
 「ライン-km」−計算はコンスタンツから− 9)航行に不可欠な水位表 10)マイナス
 表示のない水位 11)北海平均潮位と地中海平均潮位 12)ボーデン湖と琵琶湖
第2章 野性ラインの制御
 1)3つのライン 2)前・後ラインの発電用ダムの効用 3)チューリヒ直撃の回避
 −アルペンラインの存在理由− 4)自然に近いボーデン湖 5)高ラインの水力利用
 6)野性ラインの調教師 7)賠償としてのアルザス運河 8)部分運河化でひと息
 −フランス・ドイツ蜜月時代の到来− 9)原子力発電と砂利投下−この奇妙な対比−
 10)アンバランスな上ライン拡張−人工的侵襲のつけ− 11)ストラスブール/ケール
 堰の威力 12)ネッカー高水とマイン高水
第3章 野性ラインの制御(続)
 1)あいつぐ岩盤の爆破 2)指標はカウプ量水塔 3)低ラインの改修−量水標を
 たよりに−4)モーゼルの運河化とモーゼル高水 5)ケルンでは移動式遮水板が
 堤防がわり 6)低ラインの川床進化はいつまで 7)神経質なルールオルト量水塔の
 微調整 8)複雑なオランダの水路 9)閘門のないロッテルダムの新水路 10)デルタ
 計画と淡水確保
第4章 環境保全と自然浄化
 1)サケ・マス漁の衰退 2)「国際ライン汚染防止委員会」と「水道事業者研究
 共同体」 3)ボーデン湖の「緑の芝生」−出現と消失− 4)「ラインの10大汚染源」
 の公表 5)カリウム鉱山をめぐる対立 6)冷却塔と温排水 7)砂丘地下水の条件
 −アムステルダム,ハーグ− 8)広汎な「保護地域」の設定 9)「ライン」は死んだの
 ニュース 10)事故後も自然浄化力は健在 11)「ライン行動計画」の策定 12)新しい
 公共下水道処理基準 13)「ラインの回復はヨーロッパの先例になるか?」
あとがき―ラインに憑かれて―
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