研究書・論文 
明治仏教教会・結社史の研究 明治仏教教会・結社史
の研究

池田英俊著


定価: 本体9709円+税
1994年2月刊
ISBN4-88708-163-4
A5箱 446頁

在庫あり
明治仏教の教会・結社関係の第1次史料の蒐集から発して,近代化を指向する政治・社会の緊張関係と併行して発展する新しい信仰を教団,結社,教理・教学から論ずる
【主要目次】
序 章 教会・結社史研究の課題と方法
第1章 維新期仏教の新教団形成への胎動
 第1節 維新期仏教の当面した課題/第2節 鴻 雪爪の活躍と政教問題/第3節 
 慈雲の戒律思想にみる雲伝神道
第2章 教会・結社の成立と新教団の再編
 第1節 大内青巒の教化思想と教会・結社への影響/第2節 教会・結社の成立/
 第3節 北海道教団の形成と寺院の成立/第4節 真宗大谷派旭川別院の開教を
 めぐる諸問題
第3章 曹洞宗の教会・結社の形成と教化思想の展開
 第1節 「曹洞宗教会条例」と信心箇条/第2節 曹洞扶宗会の成立と教化思想
 の展開
第4章 知識と信仰をめぐる問題
 第1節 教学論争とその課題/第2節 近代仏教における知識と信仰との葛藤
第5章 破邪顕正思想の展開
 第1節 破邪顕正運動−対基督教−/第2節 近代的思惟と禅思想の展開
第6章 近代仏教成立期における戒律と論理との葛藤
 第1節 倫理と宗教性をめぐる問題/第2節 吉岡信行の『求化微糧談』と教化思想/
 第3節 近代仏教の形成と肉食妻帯論をめぐる問題
終 章
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