荘園制の展開と地域社会、刀水書房

研究書・論文
	荘園制の展開と地域社会山本隆志著定価：　本体9709円+税 1994年2月刊 ISBN4-88708-162-6 Ａ５箱　428頁在庫あり
現在主流をなす荘園の国的把握に疑問を呈し，もっと小さく郡規模の地域に即した把握から，荘園と地域社会の個性的な具体相を明らかにして，中世世界の実像に迫る


【主要目次】
序章　本書の問題視角第1章　荘園公領制と土地台帳　初めに／第1節　荘園制的土地台帳の形成／第2節　一国惣検と荘園制／第3節　　若狭国太良荘の形成－建保5年検注目録／結　び第2章　荘園の下地知行－検注と勧農－　初めに／第1節　検　注／第2節　観　農／第3節　遠敷郡太良荘における検注と　勧農の構造／結　び第3章　在地社会における荘園公領制の形成－若狭遠敷郡の浦と荘園・公領－　初めに／第1節　浦と内陸荘園／第2節　浦の発展／第3節　津・浦と荘園－神護寺　領西津荘の形成－／結　び第4章　荘園公領制下の村落と地域社会　初めに／第1節　浪人の存在形態／第2節　郷と村と名－村落の複合構造－／　第3節　太良荘の名主と村落／結　び第5章　得宗勢力の荘園知行　初めに／第1節　小浜の発展と得宗勢力／太良荘における得宗家検注と知行／　第3節　西津荘における得宗家検注と知行／結　び第6章　荘園制と百姓等申状　初めに／第1節　鎌倉期太良荘の百姓等申状／第2節　損免要求と名主的利益／　第3節　惣百姓連署申状(惣百姓一揆)成立の契機／結　び終章

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