研究書・論文 
イングランド初期貨幣史の研究 イングランド
初期貨幣史の研究

戸上 一著


定価: 本体7700円+税
1992年2月刊
ISBN4-88708-131-6
A5箱 357頁

在庫あり
イングランドの貨幣史を国家統一との関係でとらえ,古銭学の知見をカネの働きに読みかえ,かくて貨幣史を歴史として構築しようとする。英本国でも注目された独創的研究
【主要目次】
序 論 研究の方法
 第1章 歴史学と古銭学
 第2章 古銭学と貨幣史
第1部 7,8世紀イングランドの鋳貨と王権
 第3章 銀貨sceattの貨幣機能
 第4章 新銀貨pening発行の背景
 第5章 7,8世紀の金貨,銀貨の機能と王権
第2部 10世紀イングランドの鋳貨と王権
 第6章 アセルスタン王の時代
 第7章 エドガァ王の貨幣制度改革
 第8章 改革前後の貨幣制度
 第9章 幣制改革をめぐる論争
第10章 エセルレド2世の時代
第11章 エセルレド時代の流通貨幣量
第12章 鋳貨の徴税手段機能
第13章 デインゲルトとエセルレドの治世
第14章 10世紀の銀貨pening−政治と経済の諸相−
結 論 研究の総括
第15章 サクスン・イングランドの貨幣の展開
第16章 サクスン・イングランドの鋳貨と王権
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