研究書・論文 
康有為の思想運動と民衆

原田正己著


定価: 本体6800円+税
1983年
ISBN4-88708-045-X
A5箱 364頁

品切
中国近代化の苦悩を,康有為の伝統文化との格闘と明治維新への傾斜を中心に,魏源・王韜・張之洞・顧頡剛・魯迅,さらに民衆を視野に論究
【主要目次】
〔序 論〕
第1章 中国近代における変法論の展開
    ―中国近代思想の日本との関連をさぐる―
第2章 清末思想家の「西学」受容の一面
〔本 篇〕 康有為の事績と思想
第1章 『康南海自編年譜』の一考察
第2章 康有為と会党
第3章 康有為大同説の一考察―古文献に見られる大同の語と康有為の解釈
第4章 春秋公羊学の終局―康有為と日本・東南アジア― 
第5章 康有為の緯書観―「鄭康成篤信讖緯弁」について―
〔補 篇〕 東南アジア華人の社会と宗教
第1章 マレーシアにおける華人の信仰の一面
第2章 東南アジアの会館と宗教活動―九皇信仰を中心として―
〔付 篇〕
第1章 顧頡剛の民族研究
第2章 魯迅の死生観の片影
第3章 中国の戯劇改革論の一側面―主として民間信仰のとりあつかい方について―
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